現場を見に行くと「ああ、○○さんらしいな」と感じる部分があります。
お客さまにエントランスの一角をお借りして設置している掲示板が、その1つです。
今日、安全パトロールに伺った現場の掲示板には、端のほうに「書き込み自由欄」が設けてありました。
これは、LM朝霞さんの現場を任せている代理人の得意技。
なんでも、ずいぶん前に担当したマンションの理事さんから、エレベーターにラクガキが多いことを相談され、対策として考えたのがこの「書き込み自由欄」。
これを設けたとたん、ラクガキがぴたっとやんだそうで、それからずっと現場に取り入れているそうなのです。この現場も例にもれず、書き込み自由欄に子どもたちがしっかりラクガキしていました(笑)。
「あら、このメガネは?」掲示板の近くに老眼鏡が3つ置いてあったのを見て、聞いてみると「あ、それは役員さんが設置してくれたものです」と代理人。
2回目の大規模修繕工事になると、建物といっしょに居住者の方々も年を重ねていき、掲示板の文字が見えづらい方もいらっしゃいます。
もちろん代理人も、できる限り大きく・見やすく掲示をしているのですが、やはり限界もあるようで・・。
お心づかいに感謝するのと同時に、ぜひ社内にも採り入れようと思いました。
さっそく、他の現場にも勧めなければ・・。
お客さまのおかげで新しいサービスを発見して、心が踊る思いで足場を架け終えたばかりの外周を巡回していると、足場部材を束ねるための紐がいくつか落ちているのに気づきました。
すぐさま紐を拾い集め、作業の区切りごとにきちんと片付けるよう指導しました。
紐が数本落ちているだけで、事故にはつながらないのでは・・?と思われるかもしれません。
ですがこういった些細なことが事故のタネになると肝に銘じて行動することが、お客さまに工事を依頼された私たちの義務。2度とこういうことがないように、指導を徹底します。