本日は埼玉県朝霞市にあるマンションの安全パトロールへ行きました。
地上6階、地下1階の建物で現在シーリング、塗装、防水工事を進めている状況です。
●足場点検
屋上を廻り足場内の点検へ。
3月下旬ということで気温も上がり始め、動けば汗ばむ季節となりました。
屋上では防水工事の段取りも始まっていてしっかりと風散対策もなされていました。
●躯体先端部
屋上や各フロアーのバルコニーは斜壁になっており、屋上の床から外部足場までの距離が遠い箇所が多く、屋上で作業する作業員さん達にとって躯体の先端部は危険な場所になります。その対策として親綱を張り、躯体先端部の作業時には安全帯を使用できるようにして作業員さんたちの安全を確保していました。
●タイル工事
現在施工箇所に対して外壁タイルの種類が複雑なため、貼った後の仕上げ方や注意点などタイルの種類ごとに違うやり方があるという事をベテラン作業員から細かなアドバイスを聞いて参考にしていました。
●住人さんへの安心
住人さんの歩く生活動線上にも、足場が必要になる場所がどの現場にも必ず出てきます。この場合、住人さんと作業員さんの両者の安全を確保しなくてはなりません。
足場を組む際は誘導員やカラーコーンを適正に配置して、先ず住人さんと作業員さんのエリア分けを行い、組み終わり次第、早急に足場に保護カバーを取り付けます。
●防犯対策
足場を組むにあたって第三者の侵入経路を断ち切るため防犯対策は完璧な物にしなくてはなりません。最初の段階で作業員専用の扉を設置して作業員さんのみが知る番号を設定し、必ず「開けたら閉める」を徹底しました。
●最後に
安全面においては住人さんと作業員さんの事を非常によく考えていて細かなところまで気を配っているのが見えました。
品質面においては建物の造りが複雑な場所が多いので、職人さん達とよく打合せを行い最善の取り組みを行っていました。
今後も引き続き住人さんの生活を最優先に考えて作業を進めていき、無事故・無災害で頑張っていきますので工事完了までよろしくお願いいたします。