本日は、千葉県我孫子市にある現場へ安全パトロールに行きました。
●足場仮設全景
足場仮設においては、つまづいてしまうような段差や隙間はなく、安全に作業できる良い足場でしたが、
注意喚起看板の掲示が少なかったため、危険箇所の予測をしやすいように指示しました。
●マンション入口の庇(ひさし)の塗装工事をする際に、足場のパイプが邪魔になるため、部分解体手順の確認をしました。
●消火栓ボックス背面の錆が目立ちました。しかし、ステンレス製のボックスに交換するとのことで安心しましたが
現在、ステンレス製品は材料不足のため納品に時間がかかるため再度、納品予定日を確認するように指示しました。
●バルコニー天井のタイル取り合い部に白い粉体が確認されました。こちらは見落としがちな箇所になります。
この粉体は「エフロレッセンス現状」と言い、「コンクリートに含まれる水酸化カルシウムがひび割れなどから雨水が
浸入し溶け出し、外気の二酸化炭素と結合して炭酸カルシウムに変化したものが乾燥して白く結晶化した現象」です。
タイル表面にはひび割れは確認されませんでしたが、内側のコンクリートにひび割れが入っていることが予測される
ため、表面タイルを剥がして、コンクリートの状態を確認するように指示しました。
これから下地補修工事が本格的に始まってまいりますので、より一層安全第一で工事を進めてまいります。