中東情勢に伴う大規模修繕工事に関する今後の見通しについて

2026年04月23日

 

平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

このたびの中東情勢の変化に伴い、石油製品及び化学品を原料とする一部の建設資材につきまして、価格変動や供給遅延が懸念される状況が続いております。マンション大規模修繕工事におきましても、使用する材料や工程の内容によっては、今後の工事進行に一定の影響が生じる可能性がございます。

つきましては、現時点における弊社の見通しおよび対応方針について、下記のとおりご報告申し上げます。

 

1.現在の状況について

国全体としては、原油・石油製品及び化学品原料の確保に向けた対応が進められておりますが、個別の製品や流通経路によっては、供給の偏りや流通の目詰まりが生じているとされています。

このため、大規模修繕工事で使用する防水材、塗料、シーリング材、下地補修材等については、工事内容や調達時期によって、納入時期の変動や価格改定の影響を受ける可能性がございます。

 

2.今後想定される工事への影響

材料の入手状況によっては、一部工程の進行が鈍化し、場合によっては工事の一時中断又は工期延長が必要となる可能性がございます。とりわけ、対象材料の使用量が多い工程では、その影響が比較的現れやすいものと考えられます。

また、工事が延長又は中断となった場合には、共通仮設のリース費、足場架設のリース費、足場メッシュシートの維持費、中断・再開に伴う取り外し及び復旧費等の追加費用が発生する場合がございます。

さらに、工事再開時には、材料費のみならず、運搬費や関連費用等も含めて上昇する可能性があり、今後の費用面についても慎重に見極めていく必要がございます。

 

3.弊社の対応方針

弊社では、各現場の資材調達状況を継続的に確認し、工程への影響が見込まれる場合には、できるだけ早い段階で管理組合様へご報告・ご相談を行う方針です。

また、工事内容によっては、品質・安全面を十分に考慮したうえで、使用材料又は施工方法(工法)の変更を検討することも可能です。その際には、設計内容、保証条件、居住者の皆様への影響等を踏まえ、丁寧にご説明申し上げます。

費用面の変動が生じる場合には、必要に応じてメーカーや仕入先の見解書、価格改定資料等を取得し、根拠資料を踏まえてご協議させていただきます。

 

4.管理組合様へのお願い

今後、現場の状況によっては、工程の見直し・仕様変更・追加費用の協議、又は工期延長についてご相談をお願いする場合がございます。

弊社といたしましては、品質面、安全面、防犯面、居住者生活への影響及びコスト面を総合的に勘案し、各現場にとって最も適切な対応を検討してまいりますので、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

5.お知らせ

参考資料として、別紙1に国土交通省公表資料の要点、別紙2に一般社団法人マンション計画修繕施工協会(MKSA)資料の要点を、それぞれ分けて掲載しております。

詳細は下記資料をご参照ください。

 

株式会社太陽
代表取締役社長 阿部佳介

 

【参考資料】

別紙1 国土交通省公表資料の要点

別紙2 MKSA資料の要点