大規模修繕を計画中の方

Q.大規模修繕の実施回数ごとの違いを教えてください。

第1回目

主な工事項目は、外壁改修、階段、廊下、バルコニーなどの床防水、鉄部塗装などが実施されます。屋上防水は劣化状況に応じて対応します。

第2回目

第1回目の外壁工事で実施した工事のほか、劣化状況により金物や設備機器などの取替などをおこないます。また、1回目で屋上防水を部分補修とした場合は、2回目で全面改修することもあります。さらに、管理組合のニーズに合わせ、エントランスホールや集会室などのグレードアップ工事を実施することがあります。

第3回目

外壁改修は、塗装仕上げの場合は重ね塗りが可能か検討し、劣化状況によっては全面剥離をした上で塗替えをおこなうことがあります。タイル仕上げの場合は、浮きや剥離に注意し、目地の劣化対応をおこない、状況に応じて張り替えをおこないます。

鉄部・金物関係は、2回目に取替をしていない場合は全面取替し、さらに給排水設備配管の更新、玄関扉、廊下、バルコニー手すり、サッシの取替なども発生し、多額の費用が必要となります。

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